ため息とあくび

サブ4返り咲きを目指している、56歳のサラリーマンの記録です。

横浜の失敗を振り返る。

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4時間20分、ワーストを大幅更新した横浜マラソンを振り返る。

 

<レース前>

今年はスピード持久力が課題だった。4月のお花見ランが終わってからスピード重視の練習に入った。距離は積まない。キロ4:00-4:15程度の1kインターバルを定期的にやっていたが、5本が精一杯で終わらせていた。4月、6月に月例赤羽10kに参加。44-45分程でさえないまま。

夏は週末雨続き。土日仕事も多く、走れたとしてもトレッドミルで傾斜2%で60分ビルドアップで終わらせることが続いた。体重は5k減が目標であったが、横ばい、若干上向きで推移。

9月に入っても10k以上走る日が少なかった。10月に慌てて20kペース走。キロ5を切るペースに上げられない状態。レースまで1ヶ月を切って、キロ6でようやく30k走。

「月刊ランナーズ12月号」を参考に、今回は徹底して階段、スクワットでの30k以降対策にのぞむことにする。日常で使うのはすべて階段、毎日スクワット50回をレース3日前までの2週間続けた。ふくらはぎ、ももが張ってパンパンの状態が続いた。

今年は430(キロ4分30秒)でフルを通すことが目標であった。キロ5を切るペースを身体に憶えさせなければならない。レース1週間前にペースアップで20k走を試みるも、4分50秒が精一杯。目標はあわよくばPB、サブ3.5に変更。

レース3日前、左足くるぶし辺りに鈍痛。スクワットか階段で捻ったっぽい。痛くならないように気をつけて歩く。痛みが消えることを願い、レースまでランオフとする。

 

<レース>

左足くるぶし辺りの鈍痛変わらず。響かないように気をつけて歩く。

7時半に荷物預かり終了、8時整列、8時半スタート。

7時50分くらいには整列場所にいたので、スタート前の立ち待ち時間が長かった。立ち疲れ。マンモス大会は仕方ない。

 Bブロックだったので出だしは早かった。しかし、出だしから尿意が。我慢してどこでトイレに寄るか考える。4k過ぎ、横浜スタジアム前で最初のトイレ。

徐々にペースアップするも左足くるぶしの鈍痛、ももの張りが効いてキロ5が精一杯で足が動かない。そのうち横っ腹のさし込み発生。痛くて息苦しくなった。下っ腹にガスも溜まってきた。便意と区別がつかない。そんな具合だからトイレは全部で4回。暑さもあってトイレにこもると止めどもない汗。日焼けもヒリヒリ、昨年のちばアクアライン同様、後で皮むけちゃいそう。

 

南部市場にもたどり着かない、磯子の辺り、15kくらいの時点でDNFも考えた。完璧な青空、富士山もとってもきれいに見えてるのに悲しかった。

それでも応援が素晴らしく、後押ししてくれるので、キロ6でもいいからこのまま通せればとの思いでがんばった。たぶん左足はダメになっちゃうだろうと思いながら。とはいえ、まだサブ4はいけるかなと思ってたらサブ4ぺーサーに抜かれた。

南部市場で折り返してからは給水場まで走っては給水しながら休むのを繰り返した。首都高は長かった。快調に走れたらどんなに気持ちいいだろうにと思いながら、相変わらずDNFを考えていた。給水のたびに応援に励まされる。故障はするだろうけどDNFはダメだ。最低完走だ。30kを過ぎたら心持ちは変わった。意地でも完走だ。

 ラスト2kで故障覚悟のスパートをかけた。左足がかかとから折れそうだった。右足親指の爪先もはがれそうだった。今回は今年普段使いしてたPUMA SPEED600Sを選択したが、シューズも失敗だったかも。

最後まで応援が素晴らしかった。ゴール後、声をかけてくれるスタッフの皆さんにお礼を言った。

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<レース後>

ランオフ中。左足くるぶしの鈍痛はだいぶひいたが、ここで動かすとまずいと思い、どう運動を再開するか思案中。患部以外のトレーニングをすれば良いのだけれど、なんとなくレースの悔しさをひきずったまま動けずにいる。

自己診断だが、たぶん腓骨筋炎だ。レース直前に慌ててスクワットして変な方向に足を曲げてしまったことが発端だと思う。

外くるぶしが痛む腓骨筋炎になった時するべきトレーニング

これを参考にしようかと思ったけど、痛みがなくなるまでは様子見か。

2週間経って痛かったら病院行こう。

右足親指爪は内出血。ここ2レースは親指の爪が内出血せずに済み、爪も生え替わってきれいになってたのにまた剥がれそう。シューズも考え直そうと思う。

 

ワーストの大幅更新、マイナスからのスタートとなるが、早く青梅、板橋に向けた調整を開始したい。