(ゆりの里、ほたる野、清見台、フィニッシュ)
ちゃんと給水しないとつらい状態となってきたので、袖ヶ浦アンダーパスを抜けたあとの給水所では歩行でしっかり給水。水も浴びた。
次の給水所でも同様にスポーツドリンクと水をしっかり給水。
27-28k、ゆりの里でふくらはぎの張りが痛みをともなうようになり、給水所ではひたすら歩行。フルを14k単位で分割した場合の2/3、金さん曰く28kはフルの半分、中間地点と考える...この状態ではもうサブ3.5は無理、サブ4も諦めるか、DNFも頭をよぎる。
そんなことを思い始めたら、給水所を過ぎても歩いていた。沿道の声援が心に痛くなり走行再開。こんなことで諦めてはいけない。
29kの辺りには「マラソンは30kから」と看板を掲げたロッキーおじさんも!
「いつもありがとう」と声をかけるランナー複数。私もお礼を言いたかったが余裕なし。
火照りもつらく、28-34kはキロ6分を切るのもつらくなり、トロトロ走行。
給水を取りすぎたこともあってか、再び尿意が。35k折り返し地点で休みも兼ねてトイレへ。それほど出なかったが、休憩にはなった。それでも復活とまではいかず、おもてなしロードでバナナや冷凍ブルーベリーを摂取。レース中に食べるのは今回初めて。走行、歩行を繰り返しながらおもてなしを受ける。
おもてなしロードを過ぎてから長い坂が続く。これが「地獄の登り坂」と噂のあかしや通り、清見台の坂か。歩行者続出。とっとと登り切ってやる!となんだか意地になってきたが、足動かずトロトロ走行。
「この登り坂を抜けると見えるのは俺の下り坂だ!」そんな女性の絶叫声援に感動しながら、完全に棒になった足を引きづり運ぶ形でかろうじて走る。
「俺の下り坂」に入っても足の負担が重く、あまりうれしくない。
あと7k、あと5k、あと3k、あと2k、絶え間ない沿道の声援に元気をもらう。
あと2k、あと2kならスパート出来るか?と身体に問いかけてみる。
改めて姿勢を正し、腰を上げて足を踏み出してみるといけそう。
木更津の街中に入ったところでピッチを上げてみる。
ラスト1kの声を聞いてもまだいけそう。
力を振り絞って、ほとんどその時点での全力疾走。
帰ってきてちばテレビの中継録画で自分のフィニッシュシーンがかろうじて写って見られたが、本当につらそうな顔をしていた。
いっぱい写真撮られたと思うけど、またしんどそうな顔の写真ばっかりなんだろうなぁ。
(振り返り・まとめ)
まとめというか、サブ3.5、さいたま国際に向けた今後の課題。
・坂練のピッチをもっと上げる。
・4:50で30k以上走れるようにしておくのは当然のこと。
・体重5kg減(実は現時点で昨年より3kg多い。夜遅くのデザートを我慢)
・常に考えて走る(ゆるランでもダラダラ走らず、姿勢を正して効果を意識)
・食べ物の摂取ポイントを体感しておく(どういう状態で食べると効果的なのか)
・疲れの取り方をもっと習得する(効果的に休む)